このブログでは、今話題のChatGPTを活用をした投資方法や情報収集の方法、AIについて説明します。ChatGPTのPlugInやChromeの拡張機能などの活用方法を知りたい方にわかりやすく解説を行います。
AIに関するガッツリとした概要
AIと言っても色々な階層があります
AIは以下のようにいくつかの段階で発展してきました。Level1は単なるロジックの組み合わせ、そこからどんどん複雑になり、数値を使った予測、画像を使った分類、最後に生成AIでさまざまな文章を作れるようになりました。すごいですね。
物体検知から生成AIへ
数値のよる予測モデルの構築から、画像の解析をできるようになりました。以下の研究結果のように画像の中で「何かある」という物体の検知を行い、その次に、「人である確率」「ボールである確率」「グローブである確率」といった形で写っているものを分類することで、写真の判定などもかなり高精度で行えるようになりましたね。
さらにこれが、「この写真を説明して」みたいな感じの指示への回答が発達し、「二人の人間がバットとボールとグローブで野球をしている」と生成するようになった。この文脈・単語の関係だと「サッカー」は来ないのが重要です。このような処理が発展して「ChatGPT」がいよいよ登場しました。
ChatGPTを”Plus”にしましょう!
ChatGPTを高性能な”ChatGPT4”を使おう!
ChatGPTは無償版がありますが、ChatGPT3.5を使っています。しかしながら、ChatGPT4は、はるかに高性能な機能を提供してくれます。毎月20ドルかかりますが、明らかに高性能です。YouTuber、ブロガー、ビジネスマンは自費でも使った方が良いです!ぜひ頑張って使ってみましょう!ここではそれほど説明しませんが、是非みなさん使ってみましょう!
Chromeの拡張機能を使ってみる
ChromeのChatGPTの拡張機能は以下を使う!
WebChatGPTは非常に便利です。昔の情報しかないChatGPTですが、このツールを使うと最新のGoogleなどの検索結果をたくさん集めて、その中の結果から答えを生成してくれます。これで、古い情報しか探せないという欠点を克服できます。
これはYouTubeやGoogleをようやくしてくれるという非常に便利な機能です。しかも海外の動画であっても日本語で要約をしてくれたり、ハイライトのピックアップをしてくれます。またスクリプトも全文文字起こしをしてくれるため、YouTubeの内容の把握が簡単に行えます。
このツールはChatGPTを使ってあらゆる作業の支援をしてくれます。ChatGPTの中だと、プロンプトの作成支援を行ってくれ、また、普段でもわからない文章などを選択するとポップアップで出てきて、文章を長くする、要約する、翻訳する、、、などさまざまなことをこなしてくれる、万能なツールです。
便利なChatGPTのプラグインの紹介
さて、今回は以下のようなプラグインを紹介したいと思います。主には指定した情報を整理したり、与えたポートフォリオを判断したりしてくれます。この能力はものすごいですね。是非ビジネスでみなさんも使ってみてください。
LinkReaderはURLを渡すと、その内容を読み取って回答を作ってくれます。そうすると最新の情報やまとめさせたいような内容を参考にして答えを作ってくれます。
与えるプロンプト例
https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/
https://site0.sbisec.co.jp/marble/nisa/top.do
https://info.monex.co.jp/nisa/index.html
楽天証券、SBI証券、マネックス証券のNISAのサービス比較を行い、メリット・デメリットをまとめてブログを書いてください。初心者の証券会社の選び方のポイントも箇条書きして下さい。
この結果はちょっと足りないかな?と思いますが、思ったより整理された結果が出てきます。これはもっとたくさんURLを与えるとまとめてくれます。是非みなさんも試してみてください!
こちらはWebでアクセス可能なPDFのリンクを渡すと、内容を読み込んでまとめてくれます。比較的論文のような文字が並んでいるものの方が良さそうですね。
与えるプロンプト例
https://www.fsa.go.jp/news/r4/kokyakuhoni/fdreport/01.pdf
上記のURLを読み込んで、金融庁が挙げている金融業界の顧客本位の業務運営のポイント、問題点や改善点についてまとめて表にしてください。それに関するブログとYouTubeのシナリオを作ってください。
あっさりまとめてくれますが的確に情報を抜き取ってくれます。ですので、何度かディスカッションのように情報をやり取りしながら、情報を引き出していくことが必要かなと思います。
このツールは与えた米国ETFや米国銘柄の情報を判断したり、まとめたりしてくれます。かなり細かい情報まで判断をして回答をくれるので、結構びっくりします(笑)。
与えるプロンプト例
QQQ 10%, VOO 40%, VYM 10%, BND 10%, BNDX 10%, JPST 10%, VXUS 10% というポートフォリオのパフォーマンス、リスクのレポートを作ってください。
ChatGPTからの回答
あなたのポートフォリオの詳細は以下の通りです:
ティッカー | 重み | 期待リターン | 期待リスク | 市場ベータ |
---|---|---|---|---|
VOO | 40% | 9.46% | 16.97% | 0.78 |
BND | 10% | 6.88% | 7.28% | -0.02 |
BNDX | 10% | 5.99% | 6.04% | 0.02 |
JPST | 10% | 5.11% | 0.67% | 0.00 |
QQQ | 10% | 9.10% | 22.91% | 0.83 |
VXUS | 10% | 9.02% | 16.13% | 0.73 |
VYM | 10% | 8.11% | 14.70% | 0.78 |
CUR:USD | 0% | 0.25% | 0.00% | 0.00 |
ポートフォリオ全体の期待リターンは8.20%です。
次に、ポートフォリオのリスク評価と改善提案を行います。
あなたの投資ポートフォリオは1000点中613点を獲得しました。ポートフォリオの12ヶ月の期待リターンは8.2%です。スコアの内訳は次の通りです:
- リスク調整リターン:5.3/10
- ダウンサイドプロテクション:7.2/10
現在のリスクレベルは「積極的」で、これは問題ではありません。
ダウンサイドプロテクションの評価は以下の通りです:
- 金利リスク(金利に対するマクロ的な露出):危険
- 流動性リスク(積極的に参加する市場の流動性状況に対するマクロ的な露出):警告
- 信用リスク(信用状況に対するマクロ的な露出):警告
- インフレドライバーリスク(インフレ(CPI)の期待に対するマクロドライバーの露出):警告
- 成長ドライバーリスク(成長(GDP)の期待に対するマクロ的な露出):警告
- 国の多様化(国際的な多様化):警告
- 資産クラスの多様化(異なる資産クラスカテゴリへの多様化):良好
- セクターの多様化(経済のセクター間での多様化):良好
- 商品ドライバーリスク(広範な商品の期待に対するマクロ的な露出):良好
- ホールディングスの多様化(個々の集中保有リスクによる集約的な露出):良好
ポートフォリオの改善のためのいくつかの提案があります:
- 提案:VOO、QQQ、VYMなどの米国証券の保有を減らして、露出をバランス良くします。問題:米国への過度な露出は、マクロ経済のネガティブな衝撃に対するリスクを増大させます。
- 提案:QQQ、VYM、VXUSなどの証券を売却して、クレジット状況のダウンサイドサプライズからポートフォリオを保護します。問題:クレジット状況への露出は問題ありませんが、ポートフォリオの感応性を減らす余地があります。
- 提案:VYMやVXUSなどの証券を売却して、経済成長のダウンサイドサプライズからポートフォリオを保護します。問題:経済成長への露出は問題ありませんが、ポートフォリオの感応性を減らす余地があります。
- 提案:VXUSなどの証券を売却して、流動性状況のダウンサイドサプライズからポートフォリオを保護します。問題:流動性状況への露出は問題ありませんが、ポートフォリオの感応性を減らす余地があります。
- 提案:VOO、QQQ、VYMなどの証券を売却して、金利のダウンサイドサプライズからポートフォリオを保護します。問題:金利への露出は危険であり、ポートフォリオが急激なマクロ経済のシフトに対して高リスクになります。
- 提案:VOO、QQQ、VYMなどの証券を売却して、コアインフレのダウンサイドサプライズからポートフォリオを保護します。問題:コアインフレへの露出は問題ありませんが、ポートフォリオの感応性を減らす余地があります。
さらに、もし$1000を投資する場合、以下のティッカーを購入することを検討してみてください:[‘VYM’, ‘VXUS’, ‘QQQ’, ‘BND’, ‘BNDX’, ‘JPST’]
これらのスコア、問題、および提案は、PortfolioPilotの推奨エンジンによって自動生成されています。詳細な情報と個別の推奨については、PortfolioPilotの推奨ページをご覧ください。
投資にはリスクが伴いますので、これらの情報は投資助言ではなく、あくまで参考の一つとしてご利用ください。
いやはや、とんでもない情報が出てきますね直訳なので、少しわかりづらいですが、ここまで情報を整理して提供してくれるのだとしたら、とんでもない将来を期待できると思います。
このようにして、ビジネス、投資の良い相棒として疲れ知らずで働いてくれることでしょう。
今後に期待したいですね。
まとめ
ChatGPTは非常に可能性のあるテクノロジーですので楽しみですね。投資や情報収集のためのPluginsもたくさん出てきているので、是非みなさんも探してみてください。
今後も、引き続き活用をしていきたいなと思っています。以下のYouTubeの動画ではChatGPTの使い方や実際の動きなどを解説していますので、興味のある方は見ていただければと思います。
YouTubeの動画も参考にしてください!