会社を退職した後のFIRE・配当生活中は、当たり前ですが、定期的に毎月入金される給料はなくなります。
サラリーマン時代は毎月給料が入金されてくるので、なんとなくアバウトに行うことも可能だった、日常の買い物などの「生活資金の管理」
ですが、退職後はこれを自分で意識してやらないと、気が付いたら銀行口座に現金残高がほとんどないとか、残高不足で引き落としができずにクレジットカード会社から連絡が来る、といったことになりかねません。
けれども、あまり生活資金の管理に手間をかけたくはありません。
そこで、FIRE・配当生活中の自分と家族に必要な生活資金について、できるだけ簡便に管理する方法を考えてみました。
生活資金の管理の一つの方法として、ご参考になれば嬉しいです!
2つの銀行口座
まずは、2つの銀行口座を用意しました。
一応、万が一の際の信用力を考えて、2つともメガバンクの口座です。
これらをA銀行口座、B銀行口座と呼びます。
前提として、我が家の家計は一本です。夫と妻で別の家計にはしていません。
●A銀行口座
基本的に、我が家の日常生活費はこのA銀行口座から出金することとします。
下記のような各種の引き落としや支払いは、「全て」ここから行います。
・クレジットカード(食費や日用品の買い物、電気・ガス・水道、スマホ代、国民年金保険料なども含む)
・住宅ローン
・固定資産税・住民税、国民健康保険料
・生命保険料
・子どもの習い事の費用
現金が必要な時も、このA銀行口座から引き出します。
⇒クレジットカードは、メイン1枚・サブ1枚の2枚を保有しています。その他のカードは、だいぶ昔に解約しました。
なお、サブの1枚は、システム障害や海外旅行時など、メインカードが使えないような万が一のために保有しているもので、めったに使いません。
日常の生活費など、クレジットカードが使える買い物・支払いは全てメインカードで行い、メインカードに集中させています。
メインカードへの集中によって、ポイントも貯まりやすくなり、何よりも自分が何にいくら使ったのかの明細をまとめて見ることが可能です(クレジットカード会社のアプリを利用)
あっちもこっちも見る必要はなく、基本的にメインカードの明細だけを見ればよいので、使いすぎのチェックや家計の見直しもやりやすいです。
また、メインカードの家族カードを作って、これを妻が使っているので、スーパーで買う食品や日用品、その他のお店で支払う家族の費用も、このA銀行口座から出ていくようにしています。
結果的に、我が家の日常生活費は、ほぼ全てがA銀行口座から支払われます。
⇒A銀行口座(私名義の口座)のキャッシュカードについても、本人用以外に家族用のキャッシュカードを作成し、妻が持ち、必要に応じて現金を引き出しています。
なお、妻は自分自身の銀行口座を別に持っていますが、私はタッチしていません。
●B銀行口座
ブログの広告料やAmazonアフィリエイト、著書の印税などの副業収入を入金する口座として、B銀行口座を使います。
基本的に入金だけの口座であり、B銀行口座から支払うことはしません。
将来、何か臨時の費用や子どもの大学の学費など、大きな額が必要になった時に使うつもりです。
月末時点のA銀行口座残高を管理
生活資金の管理方法としては、毎月、月末時点のA銀行口座の残高をチェックします。
とりあえず、基準は残高200万円にしました。前提として、我が家の家族4人の生活費が大体1か月50万円くらい(住宅ローンなど全てを含む)との想定があります。
月末時点の残高が200万円以上であれば、何もしません。
残高が200万円未満の場合は、自分の投資用の証券口座(配当金や売却分)からA銀行口座に対して、足りない金額を送金します。
★証券口座 → A銀行口座(→各種の支払い)
例えば、残高が153万円だったとしたら、47万円(=200万円-153万円)を証券口座からA銀行口座に移します。47万円の送金後は、A銀行口座の残高は200万円に戻ります。
つまり、毎月月末時点では、常に残高200万円の状態をキープしていくということになります。
200万円を基準にしたのは、もし私が交通事故か何かで月末に送金できない事態になっても、しばらく(2~3か月)は家族が生活できるようにしておくという理由からです。
その2~3か月の猶予期間があれば、妻と子ども達が対応してくれると考えています。
なお、入金専用のB銀行口座の額も、A銀行口座と同時に、月末に確認だけしておきます。
●上記の資金管理方法のメリット
①シンプルで簡単:
月末に銀行口座の残高が200万円あるかないかを確認すればいいので、簡単にできます。
②当月に使ったお金を把握できる:
この方法だと、当月に我が家がトータルでいくらのお金を使ったのか、簡単に把握可能です。
例えば、当月末の残高が130万円だったとしたら、前月末残高は200万円ですから、トータルで当月は70万円使ったんだなと分かります。
我が家の場合、生活費の想定は月50万円程度ですから、
「なんだか多いな。何か通常はかからない特別な費用が今月はあったかな?」
とか考えて、クレジットカードの明細をアプリで眺めたりします。
そうすると、「ああ、そう言えば、今月はエアコンを買い替えたなあ。その分が今月は特別に増えてるんだな」と分かります。
これは一例ですが、この資金管理方法によって、通常月よりも生活費が多いか少ないかを一発で把握できますので、家計の使途不明金を減らすのに役立ちます。
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まとめ
上記のように、
・全ての支払いを一つの銀行口座に集中させる。
・当該銀行口座の月末残高をチェックする。
こうすることで、生活資金をシンプルに管理できるので、この管理方法が結構気に入っています。
今後のFIRE・配当生活中の資金管理は、これで頑張っていこうと思います。
将来的には、生活費が月100万円でも200万円でも、金額を気にせずに使えるくらいの資産になるのが理想ですので、引き続き投資活動も頑張ります!
ゆるやかに配当生活中のショウでした!