【2025年度版】8593三菱HCキャピタル(高配当株)~26年連続増配!の素晴らしい実績を継続中~

高配当株

配当金、配当生活の象徴

 

三菱HCキャピタルの2025年3月期本決算の発表がありましたので、2025年度版の内容に更新しました。

 

8593三菱HCキャピタルは、高配当株の一つであり、私も現在保有しています。

※三菱UFJリースは、2021年4月1日付で、日立キャピタルと合併し、社名を「三菱HCキャピタル」に変更しました。

 

高配当株の買いの4つの基準に照らして、三菱HCキャピタルを検討します。

高配当株、4つの買いの基準
高配当株と一口に言っても色々ありますが、私は以下の基準に該当する高配当株に投資し購入しています。★高配当株、買いの基準1.配当利回りが3%以上(税引前)2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)3...

 

基準1.配当利回りが3%以上(税引前)

三菱HCキャピタルの予想配当利回りは約4.3%の高さ。基準1はクリアです。

 

基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)

三菱HCキャピタルの配当金の推移

2016年3月期:12.3円(前年比29%増)

2017年3月期:13円(前年比5%増)

2018年3月期:18円(前年比38%増)

2019年3月期:23.5円(前年比30%増)

2020年3月期:25円(前年比6%増)

2021年3月期:25.5円(前年比2%増)

2022年3月期:28円(前年比10%増)

2023年3月期:33円(前年比18%増)

2024年3月期:37円(前年比12%増)

2025年3月期:40円(前年比8%増)

2026年3月期予想:45円(前年比13%増)

 

三菱HCキャピタルは、増配傾向を継続していることから、基準2もクリアです。

 

同社は、なんと四半世紀以上にも及ぶ26年連続増配!という素晴らしい実績を持っています。

改めて考えると、26年連続ってすごいですね。自分は26年前に何をしてただろう?

そんなに昔から、毎年毎年の増配を続けてきたなんて、良い会社なんだなあと思います。

 

今期26/3期も増配予想なので、27年連続増配の予定です。

もはやここまで来ると、もし連続増配を止めてしまうと、先輩たちが続けてきた長年の連続増配記録をストップさせた●●社長だという汚名を負いたくないとの意識やプレッシャーも働くのかもしれません(笑)

 

26年連続増配の実績ということは、減配しない累進配当を26年以上続けているという意味と同じです。

 

※累進配当とは、減配せずに、少なくとも前年と同額の配当または増配を行う、素晴らしい配当方針のことです。

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株主還元を重視する優良企業であると言えますし、これだけ長く連続増配を続けられる収益力・事業基盤の安定性があるとも言えます。

 

三菱HCキャピタルは、26年連続増配ですので、あのリーマンショックの時も、コロナショックの時も、増配を継続してきました。

 

経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、三菱HCキャピタルの増配傾向は続くと想定されます。

 

なお、三菱HCキャピタルの株価は1,000円程度で、単元株は100株であるため、約10万円(=1,000円×100株)という比較的少額で単元株100株分を購入することが可能です。この点も魅力的です。

 

基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること

三菱HCキャピタルは、売上高2兆円、時価総額1兆5千億円の大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。

 

また、三菱グループ各社(三菱商事、三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行など)が、三菱HCキャピタルの大株主になっていますので、資本関係は非常に安定しています。

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基準4.業績が好調または堅調であること

2021年4月、三菱UFJリースと日立キャピタルが合併し、三菱HCキャピタルが誕生しました。

 

三菱HCキャピタルは、リース事業の業界首位級で、国内・海外に幅広く事業を展開しています。

 

リースの対象は、事務機器・IT機器・工作機械・自動車・住宅設備・不動産・医療機器・太陽光・風力発電・航空機・船舶・コンテナ・鉄道車両・インフラなど、多岐にわたり、多様な顧客に対し、必要なファイナンスを提供しています。

 

海外への進出にも積極的で、北米・欧州・アジアの各拠点にて事業を展開中です。

 

再生医療や自動運転事業、再生可能エネルギーでの提携など、新規事業分野へも進出しています。

 

コロナショックでは大きなマイナス影響を受けた航空機リース事業も、世界経済の再開に伴って、着実に回復中です。

 

2021年11月に買収・完全子会社化した、米国大手の海上コンテナリース会社CAIも着実に利益貢献。

この買収で、三菱HCキャピタルのコンテナ保有数は、世界第2位の規模に成長しました。

 

世界中の国民の日常生活に必要となる、船舶による商品・農作物の輸出入には、コンテナの使用が欠かせません。コンテナは、海上物流には必須のアイテムです。

ですので、海上コンテナリース事業は、持続的な成長市場として、安定的な需要と高い収益性を有しています。今後の事業拡大も楽しみな分野です。

 

直近では、海上コンテナに2,000億円、リース用航空機に1兆円を投資するなど、積極的な事業展開を進めています。

 

2025年5月16日、三菱HCキャピタルは、25/3期の決算実績および26/3期の業績・配当予想を発表しました。

三菱HCキャピタルの配当の推移

※出所:三菱HCキャピタル決算説明資料(2025年5月16日)

 

⇒上記グラフの一番左端、2008年3月期の配当金は1株当たり4.2円で、最新の2026年3月期配当予想は45円ですから、配当金は18年で10倍以上!になっています。

 

⇒三菱HCキャピタルの配当方針は、「株主還元は配当によって継続的かつ安定的に行うことを基本としており、利益成長を通じて配当総額を増加させていく方針」です。

「配当総額を増加させていく」という文言に、現在の26年連続増配の実績を今後も継続していくという三菱HCキャピタル経営陣の決意を感じます。

 

三菱HCキャピタルは、業績の数字には、年により多少のアップダウンはありますが、合併後も業績は堅調に推移しており、配当を維持できなくなるほど、大きく悪化することはないと考えています。

 

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結 論

以上を総合的に考慮し、高配当株として、三菱HCキャピタルは買いと判断しています。

 

特に、26年連続増配に代表される経営陣の株主還元意識の高さと、その連続増配を可能にしている収益性・安定性が、非常に魅力的です。

 

ゆるやかに配当生活中のショウでした!

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