4月は、トランプ関税ショックの嵐が世界中に吹き荒れました。
世界経済はますます不安定になりましたが、最終的にうまく収まることを期待しています。
2025年4月末時点で、私の配当資産の状況は以下のようになりました。
配当資産の状況 2025年4月末時点
[時価ベース] ( )は構成比
値上がり期待株: 1,300万円(11.2%)
高配当株 :1億300万円(88.8%)
————————————————————
合 計 :1億1,600万円(100%)[前月末比▲200万円、▲1.7%]
≪参考≫ 2025年4月末 日経平均株価:36,045円(前月末比+428円、+1.2%)
●現時点の予想配当金合計(税引後の手取り)は年間303万円
=1か月当たり253,000円(前月末比プラス1千円)
※税引前の配当金は年間369万円
「配当生活(※)」という目標を実現するため、毎日の投資活動によって、自分が受け取る配当金を少しずつ積み上げて増やしていくことを心掛けています。
※配当生活=株式からの配当金で生活できる、経済的に自由な状態
投資をスタートした当初は、数百円・数千円の受取り配当金を見ると、たったこれだけか、少ないなあと感じてしまうかもしれません。
けれども、粘り強く、高配当株への投資を毎月コツコツと継続していくと、配当金が数万円になって、そして1か月10万円を超えるまでに大きく育ってきます。
小さな雪玉を転がして、だんだん大きな雪ダルマをつくっていくイメージです。
配当金を少しずつ増やして1か月10万円以上にまで成長すると、毎日の生活の中でも、配当金のありがたみをひしひしと実感します。余裕も感じるようになります。
ここで、配当金が毎月10万円入金される状態を、少し想像してみて下さい。
それは、とてもありがたいですし、助かる状態だと思います。生活費が足りなくなることはないという安心感・心強さもあります。
ある意味、夢のような状態と言ってもいいかもしれません。
なんにもしなくても、1か月当たり10万円の配当金が入ってくるのですから。
物質的にも精神的にも、生活の自由度・余裕度が、格段にアップします。
特に、精神的な余裕度が増えることで、プライベートはもちろん、仕事面でも大きなプラス効果があります。
配当金は、一度きりの自分の人生で自分のやりたいことをする、その経済的な手助けになってくれるのです。
だからこそ、高配当株投資での配当金の積み上げは、目指す価値・やるべき価値が十分にあります。
そして、配当金の積み上げの先には、配当生活も見えてきます!
●2025年4月末現在、取得価格ベースでの計算で、税引後の取得配当利回りは6.7%(税引前の通常の取得配当利回りでは8.2%)
⇒私が高配当株へ投資する大きな理由は、保有している高配当株が増配を行うと、取得価格ベースでの「取得配当利回りと配当金がどんどんアップしていくから」です。
※取得配当利回り(取得価格ベースでの配当利回り)=1株当たり配当金÷購入時の株価
→上記式の分母である購入時の株価(取得価格)は、原則として固定値で変わりません(なお、買い増し時は平均取得価格になる)
よって、分子の配当金が増配で増えると、取得配当利回りはアップしていきます。
例えば、1株当たり配当金が40円、株価が1,000円のA社株式を買ったとすると、配当利回りは4%(=40円÷取得価格1,000円)です。
このA社が1年後に増配して配当金が50円になったとすると、自分の取得配当利回りは5%(=50円÷取得価格1,000円)に ”自動的にアップ” します。
自分は何もしていないのに、増配によって、当初の投資額1,000円に対するリターン(取得配当利回り)が4%から5%にアップしたわけです。

これこそが、高配当株の非常に大きなメリットであり、皆さんにぜひ知って頂きたい点、そして、実際に皆さんに経験して、ぜひとも実感して頂きたい点でもあります。
これは、もう経験しないともったいないです!
高配当株を持っている ”だけ” で、購入時は配当利回り4%だったとしても、その後の増配によって、取得配当利回りが5%、6%、7%、それ以上に上がっていく。
この素晴らしい特長があるため、高配当株の増配傾向が継続していくと、保有中の高配当株について、将来的に自分の取得配当利回りが二桁10%以上になることも、全く夢ではありません。むしろ普通にあり得ます。
そして、取得配当利回りがアップするということは、たとえ投資するお金が少なかったとしても、より大きな配当金額を受け取れることを意味します。ここは、非常に重要なポイントです。
例えば、年間の配当金120万円(=月10万円)を受け取りたい場合、
・配当利回りが3%なら ⇒ 4,000万円の投資元本が必要(4,000万円×3%=120万円)
・配当利回りが10%なら ⇒ 1,200万円の投資元本でOK!(1,200万円×10%=120万円)
上記のように、配当利回りが10%であれば、配当利回り3%の時と比べて、投資元本がなんと2,800万円も少なくて済みます!

これが、高配当株の大きな大きなメリットです。
「配当金は、人生を変える力を持っている」と言っても、決して過言ではありません。
自分は何もしていなくても、働かなくても、旅行中でも、たとえ昼寝をしていたとしても、
優良な高配当株を保有している ”だけ” で、増配によって、受取り配当金と取得配当利回りが少しずつアップしていく。
これは、お金に働いてもらう、お金でお金を稼ぐことを意味しています。
お金持ち(資本家)が更にお金持ちになっていく理由でもあります。
しかし、これが投資の素晴らしい点なのですが、
私たちも、高配当株に投資することで、労働者側から資本家側に回ることができます。
まさに、高配当株からの配当金は、完全な理想的な「不労所得」です。
そして、半ば自動的に少しずつ増えていく配当金によって、少しずつ毎日の生活が豊かになっていく。こんなに素晴らしいことは、他にはなかなかありません。
こういった配当金の体験をすると、高配当株が大好きになりますし、投資へのモチベーションも非常に上がります。
一度体験すると、もう高配当株投資は止められないくらい、非常に魅力的です!
この増配による効果を長期間にわたって受けるために、できるだけ早めに、できるだけ多めに、高配当株を買って長期的に保有していく方針で投資を続けています。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
月額10万円の配当金をつくる方法・手順について、具体的にマニュアルにまとめました。
★人生を変える「月額10万円の配当金」をつくる方法 はコチラ↓↓

ーーーーーーーーーーーーーーーー
今月の振り返りと今後の方針
4月の株式市場は、上旬にトランプ大統領が発表した関税政策の影響で、大幅に下落。その後、日経平均は戻りを見せて、結局4月末には、前月末を若干上回る程度まで回復しました。
このまま上昇傾向を継続するのか、それとも今後再び下落して2番底が来るのか、不安定な状況が続いています。
このような状況の中、三菱商事が、5月の本決算発表に先行して、26/3期の大幅増配予想(100円→110円の増配率10%)と巨額の自社株買い1兆円を発表してくれました!
株価が乱高下する状況において、配当金と増配のありがたみをヒシヒシと感じます。

今月4月は、トランプ関税ショックで株式市場が暴落したため、割安になった三菱商事を買い増し。
三菱商事は、上記の26/3期の大幅増配予想110円と、4/7大幅下落時の終値2,334円で計算すると、配当利回りが4.7%に上昇していました。
株式市場は長期的には右肩上がりで上昇するので、暴落時に優良企業の株式を買っておけば、後に大きな利益を得られます。
この点を思い返しながら、暴落の恐怖の中、なんとか頑張って買い増しを行いました。
ちょうど、12月決算会社の配当金が3月末に振り込まれたところでしたので、これを買い増し資金にあてることができたのも大きかったです。



5月頭から中旬にかけては、上場企業の決算発表シーズンが本格化します。
●累進配当ブラザーズの決算発表日程
5/2 :三菱商事
5/9 :NTT
5/12:オリックス
5/13:キリンHD
5/14:三井住友FG
5/15:三菱HCキャピタル
5/20:東京海上HD

3月決算会社は、前期25/3期の本決算の結果・配当決定と合わせて、今期26/3期の業績予想・配当予想が発表されます。
果たして増配はあるのか、非常に楽しみでワクワクします!
★『世界一やさしい 高配当株投資の教科書1年生』好評発売中★
私ショウの著書です。皆さまのおかげで重版出来!
良かったら、ぜひ読んでみてください。
今後も、株式市場の動向に注意しながら、たとえ暴落したとしても長期的な観点を忘れずに、高配当株をコツコツと買い増して、受取り配当金を積み上げていこうと思います。
ゆるやかに配当生活中のショウでした!
★★★おすすめ記事★★★
●「高配当株投資」についての超実践マニュアル!

●減配しない「累進配当」を長年継続している素敵な企業たち

●お金の悩みをFPに無料で相談できるお得な方法

●投資本リスト1(高配当株・バリュー株投資)
