株とFXで投資歴17年目のFXトレーダーのスキャトレふうたです。普段は朝の相場分析や夕方からのリアルトレードライブ配信などを行っています。
- FXを始めてみたいけど、何をすればいいか・・・
- 詐欺や信頼できない情報が多すぎて、誰を参考にしたらいいか分からない・・・
- 本気で学びたいから、教えてほしい!
FXは話題のNISAや株と違い馴染みがない方が多く、名前だけは知ってるけど何をしているか全くわからない、怪しくないの?と不信感を抱いている方も多いです。
例えばアメリカに海外旅行に行くとして、日本の円をアメリカの通貨であるドルに交換しますよね?そして帰国時にはドルを円に戻すと思います。それをFX会社のアプリやPCツールを通してクリック1つで出来るようになるのがFXです。
円安や円高など日々、円やドルなどの価値は上下しているので、購入時と売却時の差額で利益を得ていくというわけです。
私は株とFXで合わせて17年以上のトレード経験があり、今は専業トレーダーとして億単位で稼げるようになりました。しかし、簡単な話ではなく誰よりも勉強や検証を繰り返してきた自信があります。
今ではFX大学というブログやYouTubeチャンネルで初心者が勝てるトレードを日々教えています。平日は毎日17時からライブ配信をしているので、ぜひ観に来てください。
そこでこの記事では、初心者がFXで迷わずに始めれるように「FXの基本」から「口座の作り方」「トレード手法」まで一人前の勝てるトレーダーになるための考え方や手法を余すことなく解説していきます。
これからFXを始める初心者に観てほしい動画です。
基礎用語の解説から最低限必要な情報、1日1万円を稼げるトレード手法までの解説
FXとは?初心者向けに仕組みを分かりやすく解説
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自分の大切なお金を使って取引をしていくので、まずはFXの仕組みや取引の流れから勉強していきましょう。
FXって何?特徴や基本的な仕組み
FX(外国為替証拠金取引)とは、異なる国の通貨を売買して利益を得る金融取引です。
簡単に言えば、「安く買って高く売る(ロング)」「高く売って安く買う(ショート)」という原理で為替レートの変動を、買いから攻めるロングと売りから攻めるショートを利用して利益を出す取引です。
- 通貨ペアを選ぶ(例:米ドル/円、ポンド/円)
- 為替レートを確認する
- テクニカル分析やチャートパターンなどで、この後の値動きを予測する(あとで詳しく解説!)
- 買いまたは売りのポジションを取る
- 為替レートが有利に動いたら決済して利益を得る or 不利に動いたら決済して損失を確定させる
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例えば、150円の時にドル円を買ったとします。その後、151円に円安が進んで利益を確定させた場合、1円分の利益が得られます。
「1円の値が動いて、1円分しか儲からないならやる意味がない!」と思うかもしれませんが、FXはレバレッジという預けた資金(証拠金)の何十倍もの金額の取引ができる仕組みを利用できるので、少ない資金をコツコツ増やしていくことが可能です。
あとで詳しく説明しますが、1,000通貨※1で取引できるFX会社があったとして、今現在の相場の場合、取引に必要最低限の証拠金が約6,000円なので、少し多めに入金するとして7,000円あれば1Lotの取引が可能になります。
1Lotは例えば、ドル円150.500のレートが150.600になったとき0.1円動いたので0.1円の利益!ではなく、500から600に100動いたので100円の利益になります。もしこれが100Lotなら10,000円の利益です。
利益が増えたときに利益を確定させて、予想と違う方向(マイナス)に行ったら含み損を決済して、を繰り返してコツコツ資金を増やしていくのがFXです。
FXと外貨預金の違い
FXとよく間違われるのが外貨預金。外貨を扱うのは同じですが、中身は全く違います。
FX | 外貨預金 | |
---|---|---|
レバレッジ | あり(最大25倍) | なし |
取引時間 | 24時間(土日除く) | 銀行営業時間内 |
売りからの取引 | 可能 | 不可能 |
手数料 | スプレッドのみ | 為替手数料あり |
外貨預金はその名の通り、海外の通貨を銀行などの金融機関に預金すること。それに比べてFXはFXを専門としている会社やFXを扱う金融機関に「証拠金」を預けて、その証拠金を担保にしてもらい取引(トレード)をします。
大きく違うのはFXはレバレッジをかけることができるという点。預けた証拠金が1万円でレバレッジが25倍の場合、25万円までの取引ができるということです。
こう聞くと「25万円も扱うのは怖い!」と思うかもしれませんが、実際に25万円が使われるわけではありません。実際1万円を入金してトレードをするとした場合、取引可能なLotは1Lot(1,000通貨の場合)で、ドル円が150円から151円に1円動いたとしても1,000円の負けにしかなりません。
普段の相場であれば動くのは0.01pipsずつ(1円ずつ)なので、基本的なトレード環境を整えて手法を学んでいけば入金した資金が一瞬でなくなるということは早々ないでしょう。
FXと株の違い
FXと株はどちらも投資ですが、以下のような違いがあります。
FX | 株 | |
---|---|---|
取引対象 | 通貨ペア | 企業の株式 |
取引時間 | 24時間 | 市場の開いている時間のみ |
収益の得方 | 為替変動、スワップポイント | 株価の上昇、配当金 |
レバレッジ | 最大25倍(国内口座の場合) | 3.3倍 |
必要資金 | 少額で取引可能(レバレッジ) | 企業の株価により異なる |
FXは通貨ペアを取引対象とします。例えば、米ドル/円、ユーロ/円などの組み合わせで取引します。一般的に20〜40種類の通貨ペアが取引可能です。
一方、株式投資は企業が発行する株式を取引します。東京証券取引所の場合、約4,000社の株式が取引可能で、投資対象の数は株式投資のほうが圧倒的に多いです。
FXは土日を除きほぼ24時間取引可能です。これは世界中の金融市場が順次開いていくためです。株式取引は通常、平日の9:00〜15:30の間に限られます。ただし、一部の取引所ではPTS(私設取引システム)を使用して夜間取引も可能です。
FXでは最大25倍のレバレッジを使用できます。これは少額の資金で大きな取引が可能になることを意味します。株式の場合、現物取引ではレバレッジは使用できません。ただし、信用取引を行う場合は最大約3.3倍のレバレッジが可能です。
FXは数千円程度の少額から始められるのが特徴で、1通貨単位から取引可能な場合もあります。株式投資は通常、1単元(100株)単位での取引が基本ですが、単元未満株制度を利用すれば1株から購入可能です。ただし、一般的にFXよりも多くの初期資金が必要です。
FXでコツコツ資金を貯めて、余裕ができたら余裕資金を株に回して運用するというのがおすすめです。
FXのメリット・デメリット
FXは高いリターンを得られる可能性があるということは、大きなリスクもあるということを理解しておきましょう。
誰でも簡単に稼げるなら、誰もがFXをやっていますよね。スポーツや勉強などと同じように日々繰り返し学んで試してを繰り返すことで、だんだんトレードが上手くなり稼げるようになります。稼げる人は1割と言われている世界なので、しっかりと勉強することが大切です。
FXには無限の可能性があると思っていますが、資金を失う怖い面もあるということは目を背けず知っておく必要があります。FXで少し稼げたからと天狗になって資金を一気に増やしてトレードするとどうなるかは、FX戦士くるみちゃんという漫画を読んでみるとわかると思います。
FXの勉強については、このブログやFX大学のYouTube、日々のライブ配信などで余すことなくお伝えしています。分からないことがあればライブ配信中にコメントいただければ返答いたします!
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FXは誰でもできる?
FXは原則として満18歳以上の成人であれば誰でも始めることができます。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 十分な知識と経験を積むこと
- リスク管理の重要性を理解すること
- 自己資金(余裕資金)で無理のない取引を行うこと
- 根拠のないギャンブルのようなトレードをしない
右も左も分からないまま口座を開設してトレードをしてもまず勝てないので、初心者の方はまず、デモ取引で練習することをおすすめします。
勉強をせずにトレードを始めるのはギャンブルをするのと同じです。
FXで取引を始めるための準備 | まずはここから!
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デモ口座で取引の練習から始めよう
デモ口座は、実際の資金を使わずにFX取引の練習ができる仮想の取引環境です。以下の理由から、初心者におすすめです。
- リスクなしで取引の流れを学べる
- 新しく覚えた手法を試すことができる
- 実際の相場環境を体験できる
多くのFX会社がデモ口座を無料で提供しているので、積極的に活用しましょう。
通貨ペアの選び方
様々な通貨ペアがありますが、初心者にはドル/円(USD/JPY)がおすすめです。
慣れてきたらポンド/円(GBP/JPY)やユーロ/円(EUR/JPY)、ユーロ/ドル(EUR/USD)などを触ってみてもいいですが、ドル/円だけしかトレードしない億トレーダーもめちゃくちゃいるので、まずは米ドル/円から始めてみましょう。
米ドル/円の良さは、相場参加者が多くて値動きがあるというのはもちろんのこと、アメリカと日本の通貨の強弱、経済のバランスなどを判断してトレードするので実際に想像しやすいという点が挙げられます。
通貨ペアの選び方については、以下の動画で詳しく解説しています!
トレードの仕方・注文や決済のやり方
FXのトレードには主に以下の手順があります。
- 通貨ペアを選択する
- チャートで相場分析を行う
- 注文方法を選択する(成行注文、指値注文など)
- ポジションを保有する
- 利益が出たら決済する、または損切りラインに達したら決済する
注文方法や決済方法は、使用するFX会社の取引ツールによって異なる場合がありますが、基本的には同じです。
「怖くてトレードが中々できません!」という方がいますが、トレードは経験が命です。どんな相場でもいいので、今この状況なら上に行くのか下に行くのかを常に考えて、小ロットでもいいのでエントリーをして経験を積んでいきましょう。
FXのトレードスタイル | どんな風にトレードすればいい?
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FXはポジションを保有する時間によって、戦い方が全くといっていいほど変わってきます。
主に以下の4つのトレードスタイルがあります。
- 数秒〜数十分で決済するスキャルピングトレード
- 数十分から1日で決済するデイトレード
- 数日から数週間保有するスイングトレード
- 数か月から数年保有する長期トレード
どのスタイルにも良し悪しがありますが、億トレーダーの多くはスキャルピングやデイトレーダーが多いと言われています。その理由は回転率の高さです。
スキャルピングなら値動きの波をうまく捉え売ったり買ったりを繰り返すことで、例えば1日50pipsしか値動きのない日でも50pips以上の利益を取ることが可能だからです。
以下の動画では、初心者におすすめなスキャルピングの始め方とトレードのやり方を1から解説しています。参考にしてください。
FXは勉強しないと勝てない! | 勝つための手法を学ぼう
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FXは買いと売りの1/2(50%)の運ではない
FXは「運ゲー」と言われれることがあります。たしかに、10秒先、1分先に相場が上と下どっちにいくか絶対はないので運と言えば運なのですが、トレード手法や技術・経験を付けて勝てるトレードをする確率を上げていくのがFXの戦い方です。
どのジャンルでもいえると思います。
たとえばサッカー。全くの素人同士のチームで対戦をしたらどっちが勝つかは50%の確率ですが、ワールドカップを制覇したチームとアマチュアチームが対戦したらどちらが勝つか。おそらくほとんどの方が前者と答えるでしょう。ボールを扱うテクニックやチームとの連携、これまでの経験があるからこそ、勝てるわけです。
FXにも同じことが言えます。
経験や知識をつけることで負ける確率を下げ、勝つ確率を上げることでトータルして勝てるようになれます。では、どのようにして勝つ確率を上げるのか。
ここでは初心者トレーダーが最初に覚えるべきチャートパターンを紹介します。
チャートパターンを覚えよう
FXのチャートパターンとは、チャート上に現れる特徴的な形状のことです。
相場は不規則でランダムに動いているように見えますが、法則が当てはまる動きをすることがよくあります。
- ダブルボトム・ダブルトップ
- トリプルトップ・トリプルボトム
- 三尊、逆三尊
- 三角保ちあい
- 上昇ペナント・下降ペナント
チャートパターンはこれ以外にも沢山ありますが、まずはダブルボトム・ダブルトップ、三尊・逆三尊から覚えていきましょう。チャートパターンの攻略法については以下の動画を参考にしてください。
テクニカル指標を活用しよう
私はテクニカル指標を活用して億トレーダになることができました。
MACDやボリンジャーバンド、RCI、RSI、平均足、移動平均線など様々なテクニカルをチャートに表示させてトレードに活用させています。
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左上から日足、4時間足、1時間足、15分足、5分足、1分足を表示させマルチタイムフレーム分析をしています。上位足の流れに沿って下位足でエントリーポイントを探すことで、相場の波の流れに乗ることができます。
例えば下降トレンド中に押し目が来たとして、1分足ボリンジャーバンドの+2σタッチ後下落。平均足が青から赤になってRCIも下向きになったらショートでエントリ―してボリンジャーバンドのー2σで利確。という風にテクニカルを活用しています。
詳しいトレード方法は以下の動画で解説しています。(勝ち組がめちゃくちゃ増えた1番人気の動画なので必見です。)
始めたばかりのころは専門用語が多くて呪文のように聞こえるかもしれませんが、慣れてくると「ああ、定番のエントリーパターンね」となると思います。
私と全く同じ設定のインジケーター(テクニカル)が欲しい方は、以下のJFXさんのリンクから申し込みをすると無料でもらうことができます。(JFXさんのMT4でのみ機能します。)
JFX×スキャトレふうたタイアップ オリジナルインジケータープレゼント
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ファンダメンタルズ分析はするべき?
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FXの相場を予測する手段としてファンダメンタルズ分析を活用する方も多くいます。
ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済状況や政治情勢など、通貨の価値に影響を与える要因を分析してトレードに生かす手法のことです。各国の経済状況を把握することで相場全体の流れが分かるというところがいい点ですね。
ファンダメンタルズは数日から数週間、数か月と長期間保有するスイングトレードに向いていて、逆に数分から数時間程度で決済するスキャルピングやデイトレはファンダメンタルズの影響を大きく受けないことからテクニカル分析が向いていると言えます。
私はスキャルピングメインなのでファンダメンタルズが1~2割、テクニカルが8~9割でトレードをしています。
こう聞くと、テクニカルだけやってればいいと思うかもしれませんが、そういうわけではありません。
把握しておかないといけないニュースや世界情勢の情報収集などは最低限必要です。今ではFX会社さんや多くのトレーダーたちが日々ポストをしてくれているので、フォローしておくといいでしょう。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析については以下の動画をあわせて参考にしてください。
トレードがしやすくて勝ちやすい時間帯は?
FX市場は平日24時間トレードすることができますが、上手いトレーダーで一日中張り付いてトレードしている方は早々いません。基本的には「よく動く時間帯」にトレードをしています。
ここで言う「よく動く」というのは、相場参加者が多くて値動きが活発化している(ボラティリティがある)ことを指します。
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- 東京市場(8時~15時): 東京市場がオープンし、日本の仲値(9時55分)に向けて取引が活発になる時間帯です。比較的値動きが安定しており、初心者でも取引しやすいと言われています。
東京市場で相場が動きやすい時間:8時~11時 - ロンドン市場(16時~翌日2時): ロンドン市場がオープンし、ヨーロッパのトレーダーが取引に参加するため、値動きが活発になる時間帯です。トレンドが発生しやすく、大きな利益を狙える可能性があります。
ロンドン市場で相場が動きやすい時間:16時~19時 - ニューヨーク市場(21時~翌日6時): ニューヨーク市場がオープンし、世界中の投資家が取引に参加するため、最も値動きが活発になる時間帯です。大きな利益を狙える反面、リスクも高くなるため、注意が必要です。
ニューヨーク市場で相場が動きやすい時間:21時~0時
市場毎の特徴や攻略法、勝ちやすい時間帯と負けやすい時間帯については以下の動画で詳しく解説しています。
相場が急変する経済指標は抑えておこう
トレードをするうえで、絶対に覚えておくべきことの1つが経済指標の発表時間です。21時30分や22時30分、23時00分などに経済指標と呼ばれる各国の経済活動状況を表す統計データが発表されます。
アメリカ雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)
・毎月第1金曜日に発表される
・アメリカ経済の状況を示す最も重要な指標の一つ
・非農業部門雇用者数(NFP)が特に重要
・一般的にNFPが予想よりも強ければドル高、予想よりも弱ければドル安になる
アメリカ消費者物価指数(CPI)
・毎月中旬に発表される
・消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを示す指標
・「コア指数」に注目
アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)
・FRBが金融政策を決定する会合
・金利の変更や金融政策に関する声明が出ると数円動くことも
日本の消費者物価指数(CPI)
・毎月19日を含む週の金曜日の午前8時30分に発表される
・日本のインフレ率を示す指標
・日銀の金融政策に影響を与えるため、市場の注目度が高い
日本の国内総生産(GDP)
・日本経済の成長率を示す指標
・日本経済の状況を把握するために重要な指標
初心者のうちは指標発表の前後15分はポジションを持たないようにして、どんな風に値が動くのかを勉強するのがおすすめです。指標の発表時間は事前に決まっているので、FX会社の指標情報やネットで「経済指標」と検索すれば、日々の経済指標をチェックすることができます。
ちなみに毎朝8時に投稿しているテクニカル分析記事では、以下のようにその日の重要経済指標を載せているので、参考にしてください。
~本日の注目イベント|重要経済指標~
重要度
08:30 日本 1月全国消費者物価指数(CPI)
☆2つですが、17:15(フランス)17:30(ドイツ)18:00(ユーロ)18:30(イギリス)23:45(米国)にPMI(速報値)の発表があります。
FX大学のYoutube動画をチェックしよう
FX大学のYouTubeチャンネルでは、トレードの基礎から応用まで丁寧に解説しています。
どの動画もおすすめですが、いくつかピックアップしたので参考にしてください。
年間300万円利益を目指す!スキャルピング初心者でも勝てる「秘密」を公開
相場分析の極意!億稼ぐために重要な事!マルチタイムフレーム分析
今までになかった!高勝率な移動平均線!数値と使い方・実践解説!
億稼ぐ!資産を増やし続けるために守っている16の新マイルール
デモトレで慣れたらリアルトレードを始めよう
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トレードに慣れてきたらデモ口座を卒業し、口座を開設してリアルマネーでのトレードをしていきましょう。
トレードをするFX会社の選び方
FXを始めるには、取引をするための口座を開設する必要があります。現在国内には40以上のFX会社があり、どこを選ぶかによって、トレードのしやすさが大きく変わってきます。
FX会社を選ぶ上では以下の5点に注目しましょう。
- スプレッドの狭さ
- スワップポイント
- スキャルピング対応
- スマホアプリの使いやすさ
- PCツールの使いやすさ
スプレッドとは?狭い方がいい?
スプレッドとは、FXにおける買値(Bid)と売値(Ask)の差額のことを指します。これはFX会社が設定する手数料のようなもので、トレーダーが取引をする際のコストになります。
FXでは、通貨を売買するときに「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の2つの価格が提示されます。例えば、ドル円(USD/JPY)の場合で以下のように表示されていたとします。
- 買値(Ask):150.100円
- 売値(Bid):150.098円
この場合、スプレッドは 0.2銭 、1Lot(1,000通貨)のポジションを持った場合は2円が手数料です。
一昔前はスプレッドが3銭くらいが普通で、一回エントリーするたびに1Lotで30円も手数料が取られていたので、今は本当にトレードがやりやすい環境になりました。
- スプレッドが狭い(小さい) → 取引コストが低いので有利
- スプレッドが広い(大きい) → 取引コストが高いため不利
特に、1日何十回もエントリーと決済を繰り返すスキャルピング(短期取引)ではスプレッドの影響が大きいので、小さいスプレッドのFX会社を選ぶことが重要です。
スワップポイントとは?
スワップポイントとは、FXで異なる2つの通貨を保有することで発生する金利差調整分のことです。
簡単に言うと、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ると、その差額を「もらえる」仕組みです。逆に、金利の低い通貨を買い、高い通貨を売ると「支払う」ことになります。
FXでは、通貨ごとに政策金利が異なります。
例えば日本の金利は低く、米国の金利は比較的高いとします。このとき、以下のような取引を行うとスワップポイントが発生します。
買いポジション(ロング):ドル/円
米ドルの金利:5.0%
日本円の金利:0.1%
金利差:4.9% → この差額が毎日スワップポイントとしてもらえる
売りポジション(ショート):ドル/円
金利差:4.9% →毎日スワップポイントを支払うことになる
その日に貰えるスワップポイントは各FX会社のホームページや取引ツールから確認できます。
スキャルピング取引ができる会社は?
スキャルピングとは、短時間で小さな価格変動を狙って売買を繰り返す取引手法です。この手法は、スキャルピングを公式に許可しているFX会社を選ぶことが重要です。以下に、スキャルピングを公認している国内のFX会社をまとめました。
FX会社 | スキャルピング | ドル円スプ | ユーロ/円スプ | ポンド/円スプ | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
![]() ヒロセ通商 | ◎ | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 約定スピード最速0.001秒 取引高キャンペーンが豊富 |
![]() JFX株式会社 | ◎ | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | スキャルピング公認 2025年オリコン顧客満足度ランキングFX総合1位 |
![]() 外為どっとコム | 〇 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | スキャルピング制限なし 情報量とサポートが充実 |
![]() SBI FXトレード | 〇 | 0.18銭 | 0.38銭 | 0.88銭 | スキャルピングOK 1通貨単位から取引可能で初心者にも優しい |
![]() GMOクリック証券 | 〇 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | スキャルピング公認 約定力が高くスプレッドも狭い |
おすすめのFX会社
私のおすすめのFX会社はJFXさんです。
JFXさんで口座開設をすれば、JFXさんと私がコラボしたオリジナルのインジケーターをもらえるからおすすめというものありますが、それ以上に、どの会社よりもスキャルピングがやりやすいというメリットがあります。
JFXさんは公式サイトにも買いてあるようにスキャルピングトレードを完全に公認しており、JFXさんの社長である小林社長も自ら秒単位のスキャルピングトレードをしています。
小林社長のXより引用↓
社長自らライブ配信やトレードを行なっているので、安心して利用できます。ちなみに週に1回私もJFXさんのチャンネルにて小林社長と一緒にスキャルピングトレードライブ配信を行なっているので、ぜひ観に来てください。
JFXさんは約定率も非常に高く、スマホ・PCともにツールもめちゃくちゃ使いやすいので、初心者に特におすすめです。
ちなみに私がライブ配信や動画で使用しているコラボインジケーターは以下のリンクからJFXさんに申し込みすることで最短1日でもらうことが出来ます。
JFX×スキャトレふうたタイアップ オリジナルインジケータープレゼント
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もちろん口座開設もインジケーターも無料なので安心してください。
JFXの口座開設の流れ(必要書類・審査の流れ)
JFX株式会社の口座開設は、初心者でも簡単にできます。以下の流れに沿って進めれば、スムーズに口座開設が完了します。
JFXの口座開設に必要な書類
書類の種類 | 具体例 |
---|---|
本人確認書類(どれか1つ) | 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど |
マイナンバー確認書類(どれか1つ) | マイナンバーカード、通知カード、住民票(マイナンバー記載あり) |
JFXの口座開設の流れ
JFXの公式サイト(プレゼントインジ配布用リンク)にアクセスし、「新規口座開設はこちら(無料)」のボタンをクリックします。
※となりにある「キャンペーン申込はこちら」は口座開設後に申し込めばOKです。
申込フォームに以下の情報を入力します。
国籍と納税関連情報
氏名・住所・生年月日(本人確認書類と一致していること)
連絡先(電話番号・メールアドレス)
職業や年収、投資経験などの情報(審査の参考になります)
入力が完了したら、内容を確認し、申し込みを送信します。
口座開設には 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)とマイナンバー確認書類(通知カードまたはマイナンバーカード)が必要です。
アップロード方法は、以下の3つから選べます。
- スマホでかんたん本人確認←オススメ!!最短当日取引開始
- ネットバンキングでかんたん本人確認
- メール、FAX、郵送
※ 最も早いのはスマホでのアップロード です。
提出した書類をもとにJFXが審査を行います。審査結果は、通常 1~2営業日以内 にメールで通知されます。
審査に通過すると、 「ログインID・パスワード」 が記載された書類が自宅に届きます(簡易書留郵便)。ユーザーID、パスワードはメールにも来るので、その日からトレードができます。
入金が反映されたら、実際にFX取引を開始できます。
取引に必要な資金は?数千円から始められます
FXは少額から取引を始めることができますが、実際にいくら必要なのかは 「最低取引単位」 によって変わります。
FX会社によって 最低取引単位 が異なります。一般的には 1,000通貨 または 10,000通貨 ですが、SBI FXトレードのように 1通貨から取引できる 会社もあります。
例えば、 1ドル=150円 の場合、それぞれの最低必要資金は次のようになります。
取引単位 | 必要資金(レバなし) | 必要資金(レバ25倍) |
---|---|---|
1通貨 (SBI FXトレードなど) | 150円 | 約6円 |
1,000通貨 (JFXなど多くのFX会社) | 150,000円 | 約6,000円 |
10,000通貨 (GMOクリック証券など) | 1,500,000円 | 約60,000円 |
始めは1万円くらい入金して、1Lot(1,000通貨)からスタートするのがおすすめです。
FXで勝てるようになった時の金額を上げるタイミング、Lotを上げるタイミングや考え方は以下の動画を参考にしてください。
FX初心者が失敗しないためのポイント | 陥りやすい失敗例
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いきなりロットを上げすぎて大損する
初心者の多くが、 「最初は慎重だったのに、少し勝ち始めたらロットを上げて大損する」 という経験をします。これは、FXのよくある失敗パターンの一つです。
例えば、1,000通貨で取引していたときに1pipsの値動きで10円の変動だったのが、10,000通貨に上げると100円に。100,000通貨にすると1,000円になります。
いつもと同じトレードをしているつもりでも、金額が大きくなると焦りが生じてミスをしてしまいます。
資金の2%ルールを守る
1回のトレードで失っても良い金額を 資金の2%以下 に設定する。
例えば、10万円の資金なら 1回のトレードでの最大損失は2,000円まで にする。
逆指値を設定しておく。
ロットは少しずつ上げる
1,000通貨 → 3,000通貨 → 5,000通貨 → 10,000通貨と段階的にロットを増やす。
「勝てる感覚が掴めるまでは1,000通貨固定」と決めるといいです。
トレードが数か月~1年ほど安定してからロットを上げる
少額で数か月~1年ほどトレードして、勝率やメンタルが安定してからロットを増やす。
(例)1,000通貨で半年トレードし、月単位で毎月プラスだったら3,000通貨に増やす。
勝ちが続いてもいきなりロットを上げない
FXは「勝ちが続いたあとに、調子に乗って負ける」ことが多いです。
億トレーダーの私でも、たまにやらかすことがあります。
「数連勝したからロットを増やす」と考えず、 安定した冷静なトレードを続けることが大事。
少額のうちに損切りの感覚を身につける
いきなりロットを上げると「損切りができない病」に陥ることがあります。
「少額でもきちんと損切りする」ことを練習しておくことが、後々の大きな損失を防ぐ。
損切りが中々できない原因と対処法
損切りができない人には、次のような心理的な問題があります。
「まだ戻るかもしれない」と希望的観測を持つ
→ 「一時的に下がっただけで、また上がるだろう」と楽観視してしまう。
損失を確定させるのが怖い
→ 「損切り=負けを認めること」だと思い、躊躇してしまう。
「前回は耐えたら戻った」経験がある
→ たまたま助かった経験があると、「今回も大丈夫」と思ってしまう。
そもそも損切りのルールを決めていない
→ 明確なルールがないから、「どこで切ればいいか分からない」。
ロットが大きすぎて損切りできない
→ 1回の損切りが資金に大きなダメージを与えるため、決断できない。
損切りを確実に実行するための方法
FXは「確率のゲーム」です。
損切りは負けではなく、次の勝ちトレードにつなげるための必要経費 だと考えましょう。
損切り=必要経費
→ 例えば、お店を経営する場合でも、仕入れや家賃といった「コスト」がかかります。
FXも同じで、損切りは「トレードに必要な経費」だと思いましょう。
どんなにうまいプロのトレーダーでも、勝率は50~60%くらいと言われています。
「トータルで勝てばいいや」くらいの気持ちで、エントリーチャンスが来たらエントリーをして、ダメだったら損切りをして次のチャンスを待つ。思い通りにいったら利益を確定させる。を繰り返していけばいいでしょう。
エントリー前に損切りラインを決める
→ 直近の安値を割り込んだら、エントリー後に値動きがなくなったら。など想定した動きではなくなったら損切りすることを事前に決めてからエントリーしましょう。
逆指値を必ず設定する
→ スキャルピングをしている私はドル円は10pips、ポンド円は11pipsで逆指値を固定しています。
ちなみに私は、ある程度利益が乗ったにも関わらずまた建値に戻ってきたら、一度建値で撤退するように心がけています。
「損切りをしないと最悪の場合、相場から退場する」ことを理解しましょう。
損切りしない=「FX市場から退場する確率が高くなる」
→ FXは100%勝てるものではありません。 損切りしないと資金がゼロになる可能性もあります。
「含み損が増えると、損切りすらできなくなる」
→ 含み損が大きくなると、「もうどうしようもない…」と動けなくなる。
→ 小さな損失のうちに切るのが、長くFXを続けるコツ。
1回で勝つのではなく、トータルで勝つ意識を心がけましょう。
「損切りは、負けるためではなく、勝ち続けるために必要な行動」 です。
損切が苦手という方、どこで損切りしたらいいか分からないという方は、以下の動画を参考にしてください。
【Q&A】FX初心者のよくある疑問を解決
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- FXの税金はどうなる?
- FXの利益にかかる税率は「分離課税20.315%」です。
これは、所得税15% + 住民税5% + 復興特別所得税0.315%(所得税の2.1%分)を合わせた税率です。具体的には、FXの利益が20万円以上であれば、確定申告でこの20.315%の税率が適用されます。
なお、FXの利益に関しては、給与所得とは別に税金が計算されるため、申告分離課税となり、確定申告を通じて利益に対する税金を納めることになります。
- スマホだけでも始められる?
- スマホだけでも始めることはできます。ですがPCやタブレットなどを使用してチャート分析をした方が勝率が上がるので、スマホだけでのトレードはおすすめしません。
スマホに取引のアプリを入れているとついついトレードがしたくなってポジポジ病(ポジションを取りたくなってしまう)になる危険があるので、初心者のころからPCで分析をしてPCでのみトレードをする癖をつけた方がいいと思います。
- pipsってなに?
- 「pips(ピップス)」は、FX(外国為替取引)で価格の変動を測る単位です。具体的には、通貨ペアの価格がどれだけ動いたかを表します。
例えば、ドル円(USD/JPY)の価格が「110.500」から「110.600」に上がった場合、価格は「10.0pips」上昇したことになります。1pipsは通常、価格の最小単位で、ドル円の場合は小数点以下2桁目の「0.01」が1pipsに相当します。
例を挙げると、
・もしドル円の価格が「110.500」から「110.550」に上がった場合 → 5pipsの上昇
・もしドル円の価格が「110.500」から「110.400」に下がった場合 → 10pipsの下落
取引の中で、利益や損失を計算する際に、このpipsの変動を元にして計算します。
- ラウンドナンバーとは?
- FXの「ラウンドナンバー」は、価格が特に心理的に重要とされる「丸い数字」のことを指します。例えば、ドル円で言うと「110.000」や「100.500」など、末尾が「.000」「.500」のような価格がラウンドナンバーです。
トレーダーは、これらの価格を意識して取引を行うことが多く、ラウンドナンバーはサポートやレジスタンスのラインとして働くことがあります。つまり、価格がラウンドナンバーに近づくと反発することが多いと考えられるため、重要なターゲットになります。
まとめ | FXは正しい知識があれば初心者でも勝てる
FXは「簡単に稼げそう」と思われがちですが、実際には知識と経験、そしてリスク管理 がなければ勝ち続けることはできません。特に初心者は 「いきなり大きく勝とうとしない」「損切りを徹底する」「少額で経験を積む」 ことが大切です。
デモ口座で練習し、基本操作を覚える
通貨ペアの特徴を理解し、取引しやすいものを選ぶ
トレードスタイル(スキャル・デイトレ・スイング)を決める
相場が動く時間帯や経済指標を把握する
ここまでこなせば、あとは自身の資金を使ったリアルトレードで経験を積んでいくだけです。
FXでは勝つことよりも負けないためにどうするかをよく考えてトレードしていきましょう。
損切りルールを決めて絶対に守る(逆指値を必ず設定)
ロットを上げすぎず、資金管理を徹底する
相場をよく分析し、適当にエントリーしない(テクニカルの勉強)
感情的にならず、冷静にトレードする(ムキになってナンピンしない)
FXは「一発を当てる」ものではなく、コツコツと正しいトレードを続けて、少しずつ利益を積み上げるものです。
毎朝8時に投稿される相場分析記事をチェックし、夕方17時のライブ配信(アーカイブ視聴でもOK)を観て、空き時間にYouTube動画やFXバイブルを読んで勉強する。これを繰り返せば勝てるトレーダーに近づいていけます。
はじめは分からないことばかりかもしれませんが、みんな同じスタートラインから初めて徐々に上手なトレーダーになっているので、焦らず頑張っていきましょう。