【2024年公募増資・売出(PO)】利益が出た銘柄TOP10✨(日本株編)

ランキング

こんにちは!

2024年に公募増資・売出(以下、PO)(全71回、71銘柄)が実施された東京証券取引所に上場されている銘柄(J-REIT、インフラファンドを除く日本株)に関して、どの銘柄が最も利益が出たのか

発行(売出)価格に対する受渡日の寄付と大引、受渡日1週間(5営業日)後の寄付時点の株価の騰落率(※1)を集計し、ランキング形式で発表します。

※1:騰落率は売買手数料は考慮していません。

最後までお付き合いいただけるとうれしいです!

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受渡日寄付の騰落率 TOP10

まずは、POで買って受渡日の寄付で売却した場合、どの銘柄が最も利益が出たのか?

見ていきましょう!

TOP10:幸楽苑(7554) +5.0%

TOP9:極洋(1301) +5.9%

TOP8:アイシン(7159) +6.0%

TOP7:MIRARTHホールディングス(8897) +6.1%

TOP6:大倉工業(4221) +6.6%

TOP5:日産東京販売HD(8291) +7.40%

TOP4:ホーチキ(6745) +7.42%

TOP3⃣:関西電力(9503) +7.6%

TOP②:三洋貿易(3176) +9.0%

TOP❶:ニッコンホールディングス(9072) +13.9%

なんと、いきなりニッコンホールディングス10%超の利益でした。

そして、TOP10はいずれも5%超の損益プラスでした。

全体では、5%超の利益は10銘柄出ており、平均騰落率は1.3%となっています。

3%超の利益になった銘柄数は、全71銘柄中23銘柄(32%)となっており、約3割強の確率となりました。

一方、3%超の損失だったのは8銘柄(11%)3%未満の損失は10銘柄(14%)で、全体の25%(18銘柄)が損失となっています。

受渡日大引の騰落率 TOP10

次に、POで買って受渡日の大引で売却した場合、どの銘柄が最も利益が出たのか?

見ていきましょう!

TOP10:アイカ工業(4206) +5.1%

TOP9:センコーグループHD(9069) +5.5%

TOP8:サンウェルズ(9229) +6.6%

TOP7:日産東京販売HD(8291) +7.2%

TOP6:ウェザーニューズ(4825) +7.4%

TOP5:西華産業(8061) +7.8%

TOP4:関西電力(9503) +8.6%

TOP3⃣:ホーチキ(6745) +9.6%

TOP②:三洋貿易(3176) +10.5%

TOP❶:ニッコンホールディングス(9072) +19.1%

ここでも、ニッコンホールディングスTOP1に輝きました!

そして、新顔として、西華産業ウェザーニューズサンウェルズ、センコーグループHDアイカ工業ランクイン

特に西華産業の躍進が目立っています。

大倉工業MIRARTHホールディングスアイシン極洋幸楽苑ランク外となりました、

TOP10は、いずれも5%超の損益プラスでした。

全体では、5%超の利益は12銘柄出ており、平均騰落率は1.8%となっています。

3%超の利益になった銘柄数は、全71銘柄中26銘柄(37%)となっており、約4割弱の確率となりました。

一方、3%超の損失だったのは7銘柄(10%)3%未満の損失は13銘柄(18%)で、全体の28%(20銘柄)が損失となっています。

受渡日1週間(5営業日)の騰落率 TOP10

最後に、POで買って受渡日の1週間(5営業日)後の寄付で売却した場合の騰落率を見ていきましょう!

TOP10:センコーグループHD(9069) +7.6%

TOP9:ウェザーニューズ(4825) +7.8%

TOP8:エクセディ(7278) +9.1%

TOP7:極洋(1301) +9.5%

TOP6:西華産業(8061) +9.9%

TOP5:日産東京販売HD(8291) +10.8%

TOP4:サンリオ(8136) +12.7%

TOP3⃣:ホーチキ(6745) +16.4%

TOP②:三洋貿易(3176) +18.5%

TOP❶:ニッコンホールディングス(9072) +26.3%

なんと、ここでもニッコンホールディングスTOP1に輝き、25%超の利益🚀となりました。

+10%超の銘柄も5銘柄に増えています。

TOP10は、新顔としてサンリオエクセディランクイン

極洋返り咲き

サンウェルズ、アイカ工業ランク外となりました。

ワースト1KOKUSAI ELECTRIC(6525)-34.1%でした。

全体では、5%超の利益は21銘柄出ており、平均騰落率は1.7%となっています。

3%超の利益になった銘柄数は、全71銘柄中31銘柄(44%)となっており、約4割強の確率となりました。

一方、3%超の損失だったのは15銘柄(21%)3%未満の損失は7銘柄(10%)で、全体の31%(22銘柄)が損失となっています。

まとめ

今回は、2024年に実施された公募増資・売出(PO)の騰落率ラインキング形式でお伝えしました。

全体の傾向として、

  • 受渡日の寄付(平均騰落率 1.3%)<分売日1週間(5営業日)後の寄付(同 1.7%)<受渡日の大引(同 1.8%)
    の順に騰落率が高くなっており、
    利益が出ている場合は、数日ホールドした後に売却する方が利益が大きい傾向(ニッコンHD、三洋貿易、ホーチキ等)があるが、
    一方、数日ホールドした場合に、損失も大きくなる傾向(例:KOKUSAI ELECTRIC(6252)、地主(3252)等)がある。
  • 損失となる確率は、受渡日の寄付受渡日の大引分売日1週間(5営業日)後の寄付ほぼ同じ全体の3割弱)。
  • その時の地合いの良し悪しに左右されるケースも多い。
    (令和のブラックマンデー(7月末~8月初旬の暴落)時には、KOKUSAI ELECTRIC、地主、アシックスが巻き込まれた。)

がありました。

今後のPOに参加する際の参考になったらうれしいです。

昨年は、当ブログをご愛読いただきありがとうございました。m(_ _”m)

2025年も皆様にとって豊かな年でありますよう、祈念しております。

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